人はこの世に存する限り人としてプロである。人は勉強を手段に己の心に「泉」を見出し、いつしかそこに「美」の映えるを知る。人はこれをして彼方に「像」を予感し、それを求めて今を生きる。
さて、科学啓蒙作家田井正博が学習塾を「町中の小さな研究室」と位置付け、江戸川のほとりにて塾をはじめて52年になります(現在の住所に移転して34年になります)。特に算数、数学に独特の指導法を持つ田井自らの指導の下でお子さん1人ひとりが「研究者」さながらに勉学に励んでおります。勉強がきっと好きになる塾です。現在、多くの方々が教師、医師、客室乗務員、研究者、設計技師などとして活躍されております。
私たちはふだんの生活の中で、身の回りをちょっと見渡しただけでも明らかなように、自分にとって「未知」なるものにかならず出合っています。この目の前に在る具体的な問題を知ろうと、意識を向け、言葉を使って抽象化し、考え、そして「分かった」と言葉を発したとき、もちろん、私たちは至福な心に満ち足りています。しかし、この理解は私たちが個人的に持っている言葉の数の限り、言い換えると、相対的なものでしかありません。ですから、「もっと知りたい」という願いが心の中にいつも渦巻いています。実は、これがいわゆる「好奇心」の源であり、これを原動力にして結果として私たちはつねに勉強しているわけです。つまり、「勉強」とは私たちが生きているこの世に「受験」なるものがなかったとしても、人としての存在そのものに必然的に内包するとても大切なものなのです。「勉強」を私たちがこの世に生きるための「手段」と位置付け、この考えを「核」としてお子さんたちとつねにご一緒に勉強しています。
それにしても、このような形で個人的な考えを情報として発信できる時代になったとは、私たち日本人は何と勤勉な民族なのでしょう。日本人でありますことに感謝しつつ。 ・・・江戸川のほとりにて
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<思考の落ち穂拾い>
・美は人を沈黙させるが、美学者は沈黙している美の観念という妙なものを探しに出かけた。
-小林秀雄「私の人生観」より
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以下に「田井塾生」の主な進学先を紹介します:
[小学の部]・・・専大松戸中、江戸川女子中、国府台女子学院中、中村中、足立中、跡見中、市川中、昭和学院中、駿台学園中、東邦大東邦中、東海大学付属浦安高等学校中、昭和学院秀英中、お茶の水女子大付属中、海星中、和洋国府台女子中、武蔵中
[中学の部]・・・都立上野高、都立小松川高、都立墨田川高、都立城東高、都立三田高、東邦大東邦高、国府台女子学院高、成城高、淑徳高、都立科学技術高、都立竹早高、都立本所高、都立篠崎高、昭和学院秀英高、日大第一高、国立お茶の水女子大付属高、昭和学院高、関東第一高、都立両国高、青山高、小駒場高、工芸高、上野高、東京音楽大学付属高、和洋国府台女子高、日の出学園高、十文字高
[高校の部]・・・学習院大学、千葉県立保健医療大学、千葉工業大学、筑波大学、慶応大学、日本大学、成蹊大学、東洋大学、武蔵野音楽大学、早稲田大学、東京工業大学、東京福祉大学、鶴見歯科大学、大正大学
〜心から感謝を込めて〜
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